都会は怖いってホント?実際のエピソードをもとに対策を紹介します
🖋この記事を書いた人
皆さんこんにちは。
就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
執筆者 マミ

「都会の人は冷たいし、怖いイメージがある」

「引っ越す予定があるので、本当に都会の人は怖いのか知りたい」

地方や田舎に住んでいる人からすると、都会に対する怖いイメージが本当なのか気になりますよね。

本記事では、都会は本当に怖いのか、実際のエピソードを参考に紹介します。

都会暮らしをするうえでおすすめの対策も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

都会は本当に怖いの?

都会にはいいところもたくさんありますが、田舎の人からすれば怖いと思ってしまう出来事が多いのも事実です。

  • 人が冷たい
  • 治安が悪い
  • 街が汚い

都会には以上のようなイメージもありますよね。

では、実際のところはどうなのでしょうか。

都会は怖いと感じた7つのエピソード

次に、実際に都会に住んでいる人が怖いと感じたエピソードを紹介します。

  • 電車の常識が違う
  • 態度が冷たい
  • あちこちにホームレスがいる
  • トラブルがあっても周りの人が知らんぷりしている
  • キャッチが多い
  • 酔っ払いに絡まれる
  • 犯罪が多いイメージがある

田舎から都会に移り住んだ人たちには、都会がどう見えたのでしょうか?

具体的な例を紹介します。

電車の常識が違う

都会と田舎では、電車の常識が異なります。

 

【栃木県出身:Tさんの場合】

仕事を機に東京へ出て、駅のなかが殺気だっていて驚きました。
2分後には次の電車が来るはずなのに、絶対に待とうとしないし、人が多すぎてみんなの目が怖いし。電車のなかで圧死するのではないかと思ったこともあります。

駅のなかでは歩くスピードが速い・ぶつかりそうになっても避けない・ぶつかったとしても無視される。なんなら体当たりされたこともあります。
人として謝るのが普通じゃないの?って怒りが湧いてきましたが、どうしようもなく……。

東京には「人情なんてないんだな」と悲しく感じました。

通勤ラッシュやぶつかり合いなど、田舎では見られない光景が毎日広がっています。
これでは「怖い」と思ってしまっても仕方ありませんね。

態度が冷たい

「都会の人は冷たい」とよく言われますが、それは本当のようです。

 

【愛媛県出身:Aさんの場合】

都会に引っ越して入居したマンションでは、誰も挨拶しませんでした。
しばらくして仕事帰りに同じマンションの人とすれ違って挨拶したものの、向こうは無視。

都会で歩いている人はみんな無表情だし、少しでも人の流れを乱してしまうと周りのイライラオーラがすごいです。

街で人とすれ違うときにぶつかっても何も言わないし、めちゃくちゃ嫌な印象を受けました。

マンションのお隣さんすら知らない環境です。

都会では「周りにいるのは全員知らない人」なので、温かい人が少ないのかもしれませんね。

あちこちにホームレスがいる

初めて都会に出たときに驚くのが、ホームレスの多さです。

 

【山梨県出身:Dさんの場合】

東京に出てきて、有名な公園や博物館などが建っている場所へ観光に行きました。
観光客が多い場所でしたが、すぐそばに汚れた服を着てホームレス生活をしている人がたくさんいました。

観光地にもかかわらず、そこで生活している人が馴染んでいる様子や、ブルーテントが放置されていることも衝撃でしたね。

なかには、若者や女性もいて、都会では仕事を失うと簡単に転げ落ちてしまう環境なのか、と恐ろしさを感じました。

田舎なら家族や親戚が助けてくれる環境がありますからね。

都会では仕事を失った場合のセーフティーネットが少ないことや、「都会に行けばなんとかなる」と後先考えずに地元を離れる若者も多いため、ホームレスが多いようです。

トラブルがあっても周りの人が知らんぷりしている

都会で見かける光景のひとつに「トラブルがあっても無視する」という悲しい現実があります。

 

【岡山県出身:Kさんの場合】

都会に遊びに行ったとき、駅の近くで女性がうずくまっていました。私は遠い距離にいたのですが、女性の近くを歩いている人たちが誰も声をかけず、見て見ぬふりをしていることに驚きました。

体調が悪そうなので急いで駆け寄って介抱したのですが、私以外は誰も女性に声をかけない事実に怒りも込み上げるほどでした。

都会の人ってなんでそんなに冷たいんですかね。

これは体調不良の人がいるときだけではありません。喧嘩している人を見かけても、困った人がいるときでも同様です。

キャッチが多い

都会では、いきなり声をかけてくるキャッチに「怖い」と思うこともあるでしょう。

 

【石川県出身:Sさんの場合】

東京に住み始めて、キャッチの多さに驚きました。

水商売のお店のキャッチとか「占いはどうだ」とか、なかにはマルチに勧誘するような怪しいキャッチもいました。

最初はうまく聞き流せなくて、どんどん自分たちのいいように持っていこうとするのが怖かったです。

女性に限らず、男性でも怖いと感じるくらいです。キャッチをうまく受け流す力をつけなくてはなりません。

酔っ払いに絡まれる

都会には多くの居酒屋があるため、酔っ払いが多い傾向があります。酔っ払いに絡まれると、話が通じない・執拗に追いかけられるなど怖い思いをするケースがあるようです。

 

【長崎県出身:Oさんの場合】

金曜の夜は特に繁華街やオフィス街の近くを歩くのが怖いです。
酔っ払いにしつこく絡まれて駅までついてこられたこともあるし、無理やり引っ張られて男性の力の強さに恐怖を感じました。

帰宅途中の駅のホームで声をかけられると逃げられないので本当にやめてほしいです。
いろいろ怖い経験をしたので、酔っ払いを見つけたらすぐに離れるようになりました。

知らない人に絡まれると恐怖を感じるのは当たり前ですよね。

犯罪が多いイメージがある

都会は犯罪が多いイメージがありませんか?実際のエピソードを紹介します。

 

【山口県出身:Mさんの場合】

都会で一人暮らしし始めた頃、自分がいつも通る家の前の道で、女性が痴漢被害に遭ってしまったそうです。
注意喚起のために近隣の家にビラが配られ「女性は一人で歩いていてスマホを見ているときに男性に抱きつかれた」と書かれていました。

それまでは街灯があるから・周りに家が多いから、と安心していましたが、油断してはいけないことを知りました。それからは人が多い時間帯に帰る・スマホを見ない・周りに気をつけながら歩く、の3つを意識しています。

特に女性の一人暮らしは防犯対策が大切です。

暗い夜道を歩くときは周りに気をつける・一人暮らしと悟られないように工夫するなど、日頃から注意しておきましょう。

「都会の人は怖い」と感じてしまう理由

都会の人が怖いエピソードを紹介しましたが、なぜそう感じてしまうのでしょうか。

理由を2つ紹介します。

人が多いと責任感が弱まってしまうから

前述したように、都会では体調不良の人がいてもトラブルが起きても、周りの人が見て見ぬふりをする傾向があります。

その理由は、集団心理にありました。

人は、周りに人が大勢いると「誰かが助けるだろう」と思ってしまいます。一人ひとりの責任感が薄れてしまうことが原因です。これを「リンゲルマン効果」と呼びます。

人口が多い土地では、人任せにしてしまうのはしょうがないといえるのかもしれません。

コミュニケーションが少ないから

都会ではコミュニケーションが少ない傾向があります。

田舎の人はもともとコミュニケーションをとる機会が多いため、余計にそう思ってしまうのかもしれません。

都会と田舎の違いの例を見ると一目瞭然です。

都会 田舎
近所付き合い 同じマンション内でもどのような人が住んでいるのかわからない 近所に誰が住んでいるのか・どういう人が住んでいるのかをよく知っている
人と会ったとき 人とすれ違っても無視する 人と出会うとちょっとした会話が始まる
地域の人との交流 地域の行事が少なく、人と会う機会が少ない 行事やお祭りなど、地域の人が集まるタイミングが多い

都会への「苦手」をやわらげる対策

「都会が苦手。でも、暮らしていくしかない」ならば、苦手をやわらげる対策をとりましょう。

  • 「みんな疲れているんだな」と考える
  • 「コミュニケーションの方法が違うだけ」と考える
  • 話しかけられたら適当に話を終わらせる
  • 女性の一人暮らしなら防犯対策する

具体的な考え方や対策方法を紹介します。

「みんな疲れているんだな」と考える

ぶつかって無視されたとき・睨まれたときは「みんな疲れていて心にゆとりがないんだなあ」「大変だなあ、かわいそうに」と考えてみてください。

「自分には余裕があって、許容できる器がある」
「周りの人には余裕がないんだな」

そう考えると自己肯定感もあがり、周りに対して嫌な思いをすることも減るかもしれません。

「コミュニケーションの方法が違うだけ」と考える

田舎と都会ではコミュニケーションの方法が違うのだと受け止めましょう。

周囲の人に干渉しない環境を「そういうものだ」と考えると少しは気が楽になるかもしれません。逆にいえば、都会ではプライベートを保てます。

自分一人の時間を大切にできるので、都会のメリットともいえますよ。

話しかけられたら適当に話を終わらせる

キャッチもナンパも深く話を聞かずに、スルーするスキルを身につけましょう。

話しかけられても相手にしない・適当に話して終わらせるなどして、相手のペースに持ち込まれないようにすることが重要です。

毅然とした態度で対応しましょう。

女性の一人暮らしなら防犯対策する

都会での女性の一人暮らしには十分気をつけましょう。

  • 1階に住まない
  • 相手を確認してからドアを開ける
  • 洗濯物を外に干さない
  • コンビニで一人分の食べ物を買わない
  • 男性の服を一緒に干す

田舎では、玄関の鍵を閉めないお宅もまだまだあります。

都会の人に比べると防犯意識が薄いところもあるので、同じ感覚で都会に住まないように気をつけなくてはなりません。

さいごに

「都会の人は怖い」と感じてしまうのは本当のようです。

しかし、都会の人が怖い理由を知ると「しょうがない」「環境が違うから」と納得できたのではないでしょうか?

対策をとったり考え方を変えたりすると、都会での暮らしにはメリットも多いと思えるでしょう。「住めば都」と感じるかもしれません。

「田舎とはまったく異なる場所である」と理解すれば、少し生活しやすくなりますよ。

 

高時給バイトで東京暮らしを豊かに!
他の人はこんな記事も読んでいます