上京組必見!部屋探しのやり方・コツ・注意点を徹底解説
🖋この記事を書いた人
皆さんこんにちは。
就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
執筆者 マミ

「上京する予定があるけれど、部屋探しの方法がわからない」

「上京したいと思っているけれど、気に入る部屋があるかどうか不安」

「東京で部屋を探すのは高くてとても大変そう」

以上のように、東京での部屋探しに不安を抱えている方も多いでしょう。

本記事では、仕事の有無別に部屋を探す方法と、お気に入りの部屋を探すコツ、さらには注意点まで具体的に解説しています。

初めての上京で部屋探しに不安がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

【状態別】上京後の部屋探しのやり方


上京して部屋を探す方法は、その人が置かれている状況によって少々異なります。

ここでは上京してから仕事を探したい人・仕事が決まった上で部屋探しをする人の2つのパターンに分けて紹介します。

ひとまず上京してから仕事を探したい人の部屋探し

「上京してから仕事を探したい」と考えている方は、部屋探しに3つのパターンがあります。

  • 親に代理契約してもらえる人・家賃2年分の貯金がある人

代理契約してもらえる人や、貯金に余裕がある人は普通の賃貸物件を借りられます。

次の章で紹介する「部屋を契約する流れ」にスムーズに移行できるでしょう。

  • とにかく安く東京に住みたい人

とにかく安く住みたい人にはシェアハウスがおすすめです。

シェアハウスとは、入居者全員が共同で使うスペースがあり、自室のみプライベートが保たれる賃貸住宅のことです。

主に水回り・キッチン・リビングなどを全員でシェアします。

普通のワンルームに比べると3割ほど家賃が安い傾向があり、都内でも5万円以下で借りられる部屋もあります。

保証人・収入証明などが不要なため、仕事がなくても入居できるのが特徴です。

    • お金には少し余裕があり、一人暮らしがしたい人

    「普通の賃貸物件を借りられなくても、一人暮らしがいい」という方はマンスリーマンションを一時的に借りるのがおすすめです。

    1カ月単位で自由に居住期間を決められるので、仕事が決まって普通の賃貸物件に引っ越す際もスムーズでしょう。

    物件には家具・家電・洗剤・シャンプーなど、生活に必要なものがそろっているため、色々と買いそろえる必要もありません。

    マンスリーマンションの契約には、契約手数料・居住期間分の家賃・水道光熱費を前払いするため、お金に余裕がある方は検討してみるとよいでしょう。大まかに、1カ月あたり15万円必要です。

    仕事が決まる前に上京して部屋を探すメリットは、都内に住めばすぐに働けること・都内の就活イベントや面接に気軽に参加できることが挙げられます。

     一方で、仕事が決まらなければ生活が苦しくなったり、賃貸契約が難しい可能性があったり、職場が遠かったりとデメリットもありますので、仕事が決まらないまま上京するかどうかは慎重に検討することをおすすめします。

    仕事が決まっていて上京する人の部屋探し

    仕事が決まっている人は賃貸物件の審査にも通りやすく、次に紹介する4つのステップにスムーズに進めます。

    通勤に便利な場所を探して部屋を借りましょう。

    【4ステップで解説】上京して部屋を契約する流れ


    次に、部屋を契約する流れを4つのステップで紹介します。

    • STEP1:条件を洗い出し物件を探す
    • STEP2:不動産会社で内見する
    • STEP3:入居申込みを行い審査を受ける
    • STEP4:契約する

    STEP1:条件を洗い出し物件を探す

    最初に自分が希望する物件の条件を洗い出しておきましょう。その上で「何を優先するのか?」の順番を決めておくとスムーズです。

    条件と考え方の例を一覧で紹介します。

    条件 考え方の例
    家賃 いくらなら払えるか?
    エリア 住みたい場所はどこか?
    駅からの距離 徒歩何分なら許容できるか?
    通勤・通学にかかる時間 30分くらいがいい?1時間以内ならセーフ?
    周囲の環境 コンビニやスーパーは近くにあるか?治安は大丈夫か?
    部屋の広さ・間取り 1K?1DK?何畳くらいほしいのか?
    階層 1階でもいいのか?2階以上がいいのか?
    バス・トイレ 一緒でもいいのか?別がいいのか?
    オートロック 絶対に必要か?
    築年数 新築がいいのか?古くてもリフォームされていればいいのか?
    駐車場 車は持っているのか?
    ペット相談可 ペットを飼う予定はあるのか?

    住宅探し専門のサイトで、上記のような条件を絞り込んで部屋を探してみましょう。

    STEP2:不動産会社で内見する

    希望する条件に合う部屋が見つかったら、次は不動産会社で内見を申し込みましょう。

    内見をせずに部屋を決める人もいますが、実際に行ってみないとわからないこともたくさんあります。

    時間が許すならば、必ず内見することをおすすめします。

     内見時に確認しておくとよいことは以下の通りです。

    • 物件周りの環境や日当たり
    • 駅までの距離
    • 電車の混雑具合
    • 昼間と夜間、平日と休日の環境の違い
    • 上下左右の住人の様子

    「部屋の条件は最高だが、隣のベランダを少し覗いてみたら大量のゴミであふれていた」

    「内見に行ってみると、壁が薄く隣の住人の生活音がとてもうるさいのがわかった」

    のように、将来的にトラブルにつながる可能性を考えて違う部屋に変えた人もいます。

    物件の条件だけでなく、隣人の様子をチェックするためにも、内見時には気を配っておきましょう。

    STEP3:入居申込みを行い審査を受ける

    条件に合うよい部屋が見つかったら、申し込みをします。

    入居審査は、入居者としてふさわしいかどうかをチェックするものです。

    例えば家賃を滞納せずにきちんと払ってくれそうか、トラブルを起こす心配はなさそうかを主にチェックされており、特に貸主は入居者の支払い能力を厳しく見ています。

     チェックされるポイント
    • 年収
    • 勤務先
    • 勤続年数
    • 年齢
    • 家族構成
    • 保証人
    • (退職している場合) 年金受給額、持ち家の有無など

    STEP4:契約する

    入居審査に通ったら、賃貸契約を締結します。

    このとき必要な書類が多いため、以下の準備物については事前に押さえておくと良いでしょう。

    必要な書類の例
    • 身分証明書
    • 住民票
    • 印鑑と印鑑証明
    • 収入を証明する書類(源泉徴収票など)
    • 銀行口座
    • 保証人の書類

    契約時には「重要事項説明書」「賃貸借契約書」の2つの書類に署名・押印します。

    賃貸物件では退去時にトラブルが発生することも少なくありません。未然に防ぐため、契約時に重要事項をしっかり確認しておきましょう。

    上京組がお気に入りの部屋を3つの探すコツ


    契約する方法はわかりましたが、上京してお気に入りの部屋を探すためにはどうすればよいのでしょうか?

    ここでは3つの部屋探しのコツを紹介します。

    • 1月〜3月に物件を探す
    • ネット上の情報だけを信じない
    • 家賃の上限・条件の優先順位を決めておく

    1月〜3月に物件を探す

    一人暮らし向けの物件が多くなるのは、1月〜3月といわれています。大学生は1月から春休みに入り、退去する人が多いためです。

    さらには転勤の時期でもあるため、3月には物件が空きやすい傾向があります。

    物件が多い時期には条件に合う部屋が見つかる可能性が高まるため、上京する時期にこだわりがない場合は、1〜3月に部屋を探すとよいでしょう。

    ネット上の情報だけを信じない

    ネット上に公開されている情報が最新とは限りません。情報を鵜呑みにするのは避け、内見して実際の部屋の状態を確認しておきましょう。

    家賃の上限・条件の優先順位を決めておく

    家賃の上限を決めておかないと、不動産会社で数千円高い物件をすすめられる可能性もあります。

    さらに条件の優先順位を決めておかないと、理想の部屋を追い求めるあまりなかなか部屋が決まらないケースもあります。

    譲れない条件・妥協してもよい条件をあらかじめ決めておきましょう。

    上京組が部屋探しで気をつけるべき4つの注意点


    最後に、初めての上京で部屋探しをする際に気をつけるべき注意点を4つ紹介します。

    • 初期費用・家賃が高い
    • 契約までの手順が多く時間がかかる
    • 検討中の物件を他の人にとられる可能性がある
    • 治安が悪い地域がある

    初期費用・家賃が高い

    東京の賃貸物件は初期費用や家賃が高いのが特徴です。お金に余裕を持って借りなければなりません。

    以下に、東京23区の賃貸相場を表にまとめました。

    1R(単位:万円) 1K(単位:万円)
    千代田区 9.92 12.65
    中央区 12.23 12.42
    港区 12.93 11.82
    新宿区 7.38 8.66
    文京区 6.92 7.68
    台東区 7.54 8.37
    墨田区 7.54 8.18
    江東区 6.71 7.93
    品川区 6.84 7.54
    目黒区 7.5 7.92
    大田区 6.46 7.09
    世田谷 6.72 7.06
    渋谷区 11.18 9.13
    中野区  6.17 6.99
    杉並区 5.84 6.51
    豊島区 6.42 7.33
    北区 6.18 6.58
    荒川区 6.07 6.89
    板橋区 5.92 6.33
    練馬区  5.29 6.22
    足立区 6.06 6.16
    葛飾区 5.43 6.09
    江戸川区 5.37 5.9

    (参考:Statistics Data(https://www.hatomarksite.com/analytics/stat/rent/13/) 2024年2月19日時点)

    初期費用で数十万円用意しなければならないこともあるため、部屋探しと同時に資金の用意もして進めておきましょう。

    また初期費用を安くしたい方は、建築・不動産メディア「リノビズム」の次のコラムを参考にするとよいでしょう。

    参考:【初期費用の節約術】賃貸物件を安く借りるテクニック!相見積もりの方法も公開!

    契約までの手順が多く時間がかかる

    前述したように、普通の賃貸物件の契約までには多くの時間がかかります。

    1. 部屋探し
    2. 内見
    3. 入居申込
    4. 入居審査
    5. 賃貸契約

    入居までには1カ月以上かかることもあるため、余裕を持って上京の予定を立てましょう。

    検討中の物件を他の人にとられる可能性がある

    上京する人は年々増えているため、自分が「いい」と思った部屋を、他の人も狙っている可能性があります。

    「他の部屋と比べたい」と悩んでいるうちになくなるケースも多いため、できるだけ早く部屋探しを進め、入居申込まで済ませましょう。

    治安が悪い地域がある

    何も知らずに、とにかく安さを求めて物件を探してしまうと治安が悪いエリアにあたる可能性もあります。

    防犯面も考えて、地域選びや物件の条件選びに配慮しましょう。

    まとめ

    上京しても仕事のあてがない人・すぐに稼ぎたい人・職場の寮に入りたい人。さらには、本業があっても副業で稼ぎたい人は、高級クラブを検討してみてください。

    上京してすぐに余裕のある収入を得られ、家まで確保できる可能性がありますよ。

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