

就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
「田舎女子」と「都会女子」-同じ日本に住む女性でも、育った環境によって価値観やライフスタイルに違いが生まれることがあります。
SNSやテレビでも話題になることが多いこの二つのタイプ。
どちらが良いわけでも悪いわけでもなく、それぞれの環境で培われた個性があるのです。
たとえば、休日の過ごし方や恋愛観、ファッションセンスなど、さまざまな場面で「あれ?感覚が違うかも」と感じることはありませんか?
都会育ちの友達と話していて「そんな考え方するんだ!」と驚いたり、田舎出身の友人の価値観に新鮮さを感じたりすることもあるでしょう。
この記事では、田舎女子と都会女子の特徴的な違いやそれぞれの魅力について、具体的なエピソードとともに紹介します。
あなたは自分がどちらのタイプに近いか、または両方の良いところを取り入れているか、ぜひ考えながら読んでみてください。
もくじ
田舎女子と都会女子の違いを強く感じる瞬間
普段何気なく過ごしていても、ふとした瞬間に「育った環境の違い」を感じることがあります。価値観の差が最も表れやすいのは、日常の何気ない会話や行動のなかです。
特に以下のような場面では、その違いがはっきりと現れることがあります。
- 洋服やコスメの”最新トレンド”への反応が違ったとき
- 休日の過ごし方を話したときのギャップ
- 合コンで同席したとき
洋服やコスメの”最新トレンド”への反応が違ったとき
「あのブランドの新作コレクション、もうチェックした?」そんな会話が飛び交う場面で、温度差を感じたことはありませんか?
都会女子は流行の最先端に触れる機会が多く、新しいトレンドに敏感に反応する傾向があります。ファッション誌やSNSをこまめにチェックし、流行の移り変わりをリアルタイムで把握している人も少なくありません。
一方、田舎女子は「そんなにこまめにチェックしてないかも…」と感じることもあるでしょう。新しいブランドの出店情報や限定アイテムの発売日などに、都会女子ほどの切迫感を持たないことも。
これは悪いことではなく、単に情報との距離感や優先順位の違いによるものです。
美容やファッションの情報収集方法も異なり、都会女子は実店舗で見て触れる機会が多いのに対し、田舎女子はオンラインショップやSNSを通じて情報を得ることが多いという違いも見られます。
休日の過ごし方を話したときのギャップ
「週末何してた?」という何気ない質問から、価値観の違いが見えてくることも多いものです。
都会女子の休日は「新しいカフェに行ってきた」「美術館で展示を見た」「友達と街歩きをした」など、都市ならではのさまざまな文化的スポットを巡るアクティブな過ごし方が特徴的です。常に新しい刺激を求める傾向があります。
田舎女子の休日は「家でのんびりしていた」「ドライブに行った」「地元の友達と庭でバーベキューした」といった、自然を感じられるリラックスした時間の過ごし方が多い傾向にあります。
忙しい日常から解放されて、ゆったりと過ごすことに価値を見出す人も多いでしょう。
どちらも楽しい休日の過ごし方ですが、育った環境の影響から、自然と好みや習慣に違いが生まれているのかもしれません。
合コンで同席したとき
恋愛に関する価値観の違いが最も顕著に表れるのが、合コンなどの出会いの場です。
田舎女子は「そろそろ結婚を意識したい」「将来のパートナーとして合うかどうか」といった、将来を見据えた視点で相手を見る傾向があります。
親や友人の紹介を大切にし、相手の家庭環境や仕事の安定性などを重視する人も多いでしょう。
一方、都会女子は「まずは気が合うかどうか」「一緒にいて楽しいか」といった、現在のフィーリングを重視する傾向が見られます。恋愛は人生のプラスアルファと捉え、仕事や自己実現と並行して楽しむという姿勢の人も少なくありません。
このような価値観の違いから、合コンでの話題の選び方や盛り上げ方、連絡先交換のタイミングにも違いが生まれることがあります。
「結婚前提じゃないの?」と驚いたり、「重く思われないかな」と戸惑ったりと、お互いの感覚にギャップを感じる場面もあるでしょう。
田舎女子と都会女子の性格の違い
環境が人の性格形成に与える影響は大きいもの。田舎と都会という異なる環境で育った女性たちには、どのような性格の違いが見られるのでしょうか。
もちろん個人差はありますが、ある程度の傾向は存在します。育った環境が人間性や価値観を形づくる一因となっているのです。
- 田舎女子は人との距離が近く、親しみやすい
- 都会女子は個人主義で自分軸がしっかりしている
田舎女子は人との距離が近く、親しみやすい
田舎で育った女性には、人とのつながりを大切にする特徴があります。地域社会のなかで育ったからこそ、挨拶や世間話が自然にできる人が多いのです。
お隣さんの様子を気にかけたり、知人の家族の話題で会話が弾んだりする光景は、田舎ならではの文化と言えるでしょう。
また、田舎の密接なコミュニティでは、気配りや協調性を大事にする傾向が強いでしょう。周りに合わせること、場の空気を読む能力に長けている人が多く、集団のなかでも自然と周囲との調和を図ることができます。
さらに、田舎女子は相手のことをよく見て、空気を読むのが得意な傾向があります。
少ない人数で深く付き合う環境だからこそ、表情や態度から相手の気持ちを察する力が自然と身についているのかもしれません。困っている人がいれば手を差し伸べる、言葉にしなくても気持ちを汲み取るといった温かさが魅力です。
都会女子は個人主義で自分軸がしっかりしている
都会で育った女性の特徴として、人が多い分、適度な距離感を保つのが基本スタンスという点が挙げられます。満員電車や雑踏のなかで生活していると、自然と他人とは適度な距離を保つという感覚が身につきます。
これは冷たいわけではなく、お互いの空間を尊重する都会ならではの知恵でもあります。
また、多様な価値観に触れる機会が多い都会育ちの女性は、自分の意見をはっきり持ち、他人と比べずに行動できることが多いでしょう。
自分らしさを大切にし、自分の好きなことや信じることに素直に向き合う姿勢が見られます。
さらに、キャリアや自己実現の機会が豊富な都会環境で育つと、自己肯定感や自立意識が高い傾向があります。
経済的にも精神的にも自立することを重視し、自分の人生は自分で切り開くという強さを持っていることが多いでしょう。
田舎女子と都会女子の恋愛観・人間関係の違い
次は、田舎女子と都会女子の恋愛観や人間関係の違いについて解説します。
- 田舎女子は付き合いが生活に直結している
- 都会女子は恋愛も仕事も自分の人生の一部
田舎女子は付き合いが生活に直結している
田舎で育った女性は、恋愛が将来の結婚に直結するという意識を持ちやすい傾向があります。付き合うことはいずれ結婚するかもしれないという前提で関係を考えることが多く、そのため相手選びも慎重になることがあるでしょう。
また、地域のつながりが強い環境では、恋愛と家族の関係性が近くなります。付き合う相手は将来の家族の一員になる人という視点から、家庭的な面や親との相性なども重要視する傾向があるのです。彼氏を両親に紹介するというイベントも、比較的早い段階で行われることが多いかもしれません。
出会いのきっかけも、紹介や地元のつながりからというケースが多いのが特徴です。
学校の先輩・後輩、友人の紹介、地元の祭りやイベントなど、ある程度共通の知り合いがいる安心感のある出会いを大切にする人が多いでしょう。
都会女子は恋愛も仕事も自分の人生の一部
都会で育った女性には、恋愛は人生を彩るもののひとつであり、必ずしも結婚に結びつける必要はないと考える傾向があります。今が楽しければいい、お互いの成長につながる関係が大切といった価値観を持つ人も少なくないでしょう。
また、選択肢が多い都会環境では、出会いの手段も多様です。マッチングアプリや趣味のコミュニティ、仕事関係など、従来の紹介以外にもさまざまな出会いの場があります。
知り合いを通じた出会いにこだわらず、自分に合った方法で新しい出会いを探す柔軟性を持っていることが多いでしょう。
さらに、都会女子は相手に依存せず、自分の軸で関係を築く傾向があります。独立した個人同士の関係を理想とし、互いの時間や空間、価値観を尊重したパートナーシップを大切にする人が多いのです。
田舎女子と都会女子のファッション・美意識の違い
着こなしや美容へのこだわりにも、育った環境の影響は表れます。田舎と都会では、ファッションの楽しみ方や美意識にも特徴的な違いがあるのです。
何を基準にしておしゃれを楽しむか、何のために美しくあろうとするのかといった根本的な価値観にも差が見られます。
田舎女子と都会女子のファッション・美意識における違いは、次のような特徴があります。
- 田舎女子はTPO重視で”実用的なおしゃれ”が中心
- 都会女子は”自分のため”のおしゃれを楽しむ傾向が強い
田舎女子はTPO重視で”実用的なおしゃれ”が中心
田舎で生活する女性のファッションは、車移動や職場の雰囲気を考えた、動きやすさと清潔感を重視する傾向があります。長距離の運転や天候の変化など、実生活に合わせた服選びをするため、デザイン性だけでなく機能性も大切にします。
また、コミュニティのなかで浮かないことも意識しがちです。流行を追いかけるよりも周囲に溶け込めるか、場にふさわしいかといった視点でファッションを選ぶことが多いでしょう。特別な行事やイベントの際には、派手すぎず、地味すぎずというバランス感覚が重要視されます。
メイクやネイルも、控えめでナチュラルなテイストが基本となることが多いでしょう。職場や学校、地域の目を意識して、あまり派手にしすぎない配慮が自然と身についています。かわいいよりもきちんとした印象を大切にする傾向があるのです。
都会女子は”自分のため”のおしゃれを楽しむ傾向が強い
都会で生活する女性は、多様なファッションに触れる機会が多いため、最新トレンドを敏感にキャッチする傾向があります。新作が出れば早めにチェックし、インスタ映えするような着こなしや、話題のスポットとコーディネートを合わせるなど、おしゃれを楽しむ姿勢が積極的です。
また、ファッションを通じて個性やブランド選びにこだわりを持つ人も多いでしょう。自分らしさを表現する手段としてファッションを捉え、周囲の目よりも自分の満足感を優先する傾向があります。
人と被らない服や小物、自分だけの組み合わせを楽しむ人も少なくありません。
さらに、都会女子は外見だけでなく、立ち振る舞いや姿勢も含めた”見せ方”にこだわる傾向があります。ファッション誌やSNSから得た情報を参考に、トータルコーディネートを研究し、カフェでの座り方やカメラ映りまで意識する人も。
おしゃれを生活の一部として楽しむ感覚が根付いているのかもしれません。
田舎女子と都会女子、それぞれの魅力と強み
ここまで田舎女子と都会女子の違いを見てきましたが、どちらにも素晴らしい魅力があります。育った環境によって培われた特性は、それぞれの「強み」となっているのです。
どちらが優れているということではなく、異なる環境が育んだ個性として捉えることが大切です。
田舎女子の最大の魅力は、温かさと人とのつながりを大切にする感覚です。困ったときには助け合い、喜びや悲しみを共有できる関係性を自然と築けることは、とても価値のあることです。
また、地域の行事や季節の移り変わりを感じる感性、手作りの温もりを大切にする姿勢も、都会では得られない豊かさと言えるでしょう。
一方、都会女子の魅力は、自分の世界観を大事にしながら自立しているところにあります。自分の意見や好みをはっきり持ち、多様な価値観を受け入れる柔軟性があります。
また、新しいものへのアンテナの高さや、チャレンジ精神、自分のキャリアを切り開く力強さも、都会ならではの強みと言えるでしょう。
違いがあるからこそ、お互いを学び合える存在でもあります。田舎女子は都会女子から自己表現の楽しさや選択肢の広げ方を学び、都会女子は田舎女子から人とのつながりの温かさやリラックスする大切さを教わることができるのです。
まとめ
田舎女子と都会女子の違いについて、性格・恋愛観・ファッションなどさまざまな観点から見てきました。
育った環境によって価値観や行動パターンに差が生まれるのは自然なことです。どちらが優れているというわけではなく、それぞれに魅力があります。
田舎女子の特徴としては、人とのつながりを大切にする温かさ、協調性の高さ、将来を見据えた恋愛観などが挙げられます。一方、都会女子は自分軸の強さ、個性の表現力、多様な価値観への柔軟性などが特徴的です。
これらの違いを知ることで、お互いの考え方や行動への理解が深まるでしょう。なぜそう思うのか、なぜそう行動するのかという背景を知れば、コミュニケーションもスムーズになります。
また、あなた自身も自分がどのようなタイプに近いか、またはどちらの良いところも取り入れられているかを知ることで、自己理解が深まり、より自分らしい生き方を見つけることができるかもしれません。