就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
「都会で暮らしていると疲れがたまってしまう」
「都会暮らしがつらくなってきた」
以上のようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では都会に疲れたと感じてしまう原因を深掘りし、その対策を考えていきます。
田舎への移住を考えている方に向けて、事前に知っておきたいポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
「都会に疲れた」と感じる主な原因
まず「都会に疲れた」と感じる主な原因を紹介します。
- 人が多い
- 仕事が厳しい
- 家が狭い
- お金がかかる
- 自然が少ない
- 刺激が多すぎる
- 人の目を気にしてしまう
ぜひ疲れの原因を分析してから、次の対処法をご覧ください。
人が多い
都会では、人の多さによるストレスで疲れがたまりやすいです。
特に、通勤通学の時間帯の電車は非常に混雑します。毎日のように満員電車に乗る生活を送っていると、ストレスがたまることは容易に想像できますね。
休日にリフレッシュしようにも、どこに行っても人だらけ。
都会で生活している限りは、ぶつからないように常に周りに気を遣いながら歩かなければなりません。
平日も休日も、「常に周りの人を意識しながら生活しなければいけない環境」であることが、都会暮らしに疲れる原因といえます。
仕事が厳しい
仕事の厳しさも、都会疲れにつながる要因です。
都会には多くの企業が集結しています。ビジネスシーンは目まぐるしく変化しており、スピード感を持った対応が必要です。
都会には人も会社も多く、競争も激化する傾向があるので、仕事に対するストレスも抱えやすいかもしれません。
家が狭い
都会には多くの人が移り住んでいるため、家賃が高い割には部屋が狭い傾向があります。
リモートワークが増えて従来よりも家にいる時間が増えた結果、以前よりも部屋の狭さが気になってしまった人もいるでしょう。
家が狭く、日頃から無意識のうちに圧迫感を感じていると、気持ちが閉塞的になります。
「都会暮らしが疲れる・しんどい」という気持ちになるのもしょうがないのかもしれません。
お金がかかる
前述したように、都会は家賃が高く、同時に駐車場を確保しようとすると固定費がかなり高額になります。
生活するのに精一杯で、リフレッシュのために遊びや、買い物すらできない人も少なくありません。
疲れがたまる一方で、都会暮らしがつらくなってしまうのも理解できますね。
自然が少ない
自然が少ない環境も疲れの原因になっているようです。
街路樹が植えられていたり公園に植物が植えられていたり、自然に触れ合う機会がゼロというわけではありませんが、田舎と比べると圧倒的に緑を目にする機会が少ないです。
自然に包まれてリラックス・リフレッシュする時間を取れないことも、疲れを加速させる原因なのかもしれません。
刺激が多すぎる
都会での生活で疲れがたまる理由の一つに、生活しているだけで刺激が多すぎるという事実があります。
街を歩いているだけで大量に目に飛び込んでくる看板・広告。
多くの人・もの。
匂い・音楽。
これらの情報を処理するために脳がエネルギーを使ってしまい、無意識のうちに疲れが蓄積しているともいわれています。
人の目を気にしてしまう
都会で気を使うことといえば、服装があげられます。
都会ではコンビニやスーパーにちょっと買い物に出かけるだけでも、すれ違う人や出会う人が大勢います。
そのため人の目を気にして、きちんとした服装に着替える人がほとんどです。
常に周りに人がいる環境なので、本来ならば気にしなくていいところまで気にする必要があるのかもしれません。
都会暮らしに疲れたときの対処法
仕事や学校の都合で都会暮らしをしていて「都会から離れるわけにはいかない」という場合、疲れを解消する方法はあるのでしょうか。
- 趣味に没頭する
- 楽しいことを考える
- 都会のいいところを考える
- 郊外に引っ越す
- 田舎への移住を検討する
ここでは、疲れを感じたときの一時的な対処法と、どうしようもないときの対処法を紹介します。
趣味に没頭する
都会暮らしに疲れを感じたら、趣味に没頭できる環境を作るとよいでしょう。やりたいことに集中していると、疲れを忘れられますよ。
趣味がないなら、新しいこと・やってみたかったことをぜひ始めてみてください。
楽しいことを考える
趣味に通ずるところですが、都会暮らしに疲れたら、意識的に楽しいことを考えるようにしましょう。
買い物・運動・食事・映画・読書など、自分の好きなことを考える・実践する時間を、従来より多く取ってください。
疲れがたまっている事実ばかりを考えるのではなく、リフレッシュするために時間を使うよう、思考を切り替えてみましょう。
都会のいいところを考える
都会の嫌なところばかりを見るのではなく、いいところも再確認しましょう。
- 仕事が多い
- 公共交通機関が便利
- 商業施設や娯楽施設が充実している
- 医療機関が多い
- 流行や新しいものがすぐに手に入る
- 面倒な人付き合いがない
- テレビのチャンネルが多い
- 出会いが多い
これらは、田舎では享受できない環境です。
都会に住んでいるありがたさを再確認できると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
郊外に引っ越す
一時的な対処法として3つの方法を紹介しましたが、それでも「今の暮らしは限界が近い」と感じる場合は、自分の身を守るためにも引っ越しを考えてみてはいかがでしょうか。
便利さと自然の両方がほしいなら、郊外への引っ越しを検討しましょう。ストレスが少なく、仕事とのバランスもよい理想の生活ができるかもしれません。
郊外であれば田舎ほど不便を感じることはなく、都会のギラギラを回避できます。
自分にとってちょうどいい場所を探してみてくださいね。
田舎への移住を検討する
都会での暮らしに耐えられず、自然が多い地域への引っ越しを考えるなら田舎への移住がおすすめです。
実際に日本の田舎の落ち着いた環境と和やかな雰囲気は海外の方にも人気であり、専用のホームステイサービスもあるほど。
都会暮らしでの喧騒や軋轢に悩んだ方が心を落ち着ける環境として、理想的だといえるでしょう。
ただし、都会とは文化も勝手も違うので、事前に注意すべきポイントを知っておきましょう。
- 移住の目的を明確にしておく
「とにかく田舎に行きたい」という動機で田舎に引っ越したあと、困ったことがあった際に耐えきれなくなって都会に戻る人も少なくありません。
何かあっても移住先で住みつづけるモチベーションを保つために「なぜ移住するのか」を明確にしておきましょう。
- 仕事と収入面についてよく調べておく
都会とは違って、田舎では就職先の選択肢が少ないことを覚悟しておかなければなりません。
そのため希望する仕事がない可能性や収入が下がる可能性もあります。
移住前に収入のシミュレーションを行い、移住者向けの支援金や補助金の活用も検討しておきましょう。
- 利便性を確認する
スーパーマーケット・ドラッグストア・医療機関・教育機関などの場所を確認しておきましょう。
田舎では、都会に住んでいた頃よりも不便に感じるシーンが多いでしょう。
そのため、家の近くに必ずほしいお店や施設などをピックアップしてから移住先を決めることが大切です。
都会に疲れた人に知ってほしい田舎の魅力
田舎に住むと都会にいた頃より大変だと思うこともあるかもしれません。しかし、田舎には都会にない魅力がたくさんあります。
- 混雑しない
- 自然が豊か
- ゆったりした気持ちになれる
- 低い家賃で広い家に住める
- 刺激が少なく疲れにくい
新型コロナウイルス拡大によるリモートワークの推進で、田舎に引っ越す人も多かった事実があります。では、なぜ移住者が増えたのか?その魅力と理由を解説します。
混雑しない
田舎では生活しているなかで「混雑する」というシーンがほぼありません。
都会とは反対に、他人との距離が遠いのです。
通勤通学で満員電車に乗ることもなければ、道が大渋滞することも少ないです。
混雑が原因で朝からイライラするような生活から解放されますよ。
自然が豊か
田舎には自然が豊かで、ぼーっと遠くを眺めているだけでもリラックスできます。
- 身の回りにあふれる緑
- 季節ごとの虫の鳴き声
- 自然の香り
などに触れながら、常に開放的で癒やしの時間を過ごせます。
ゆったりした気持ちになれる
人が少なく自然が多く、ゆったりした気持ちで過ごせるのも田舎の特徴です。
- 焦るシーンが少ない
- 競争が少ない
以上から、穏やかな気持ちで毎日を過ごせます。
いつも何かに追われるような感覚で都会暮らしをしている人は、田舎に住むときっとストレスが減少しますよ。
低い家賃で広い家に住める
都会に比べると田舎の家賃は相場が低く、安い家賃で広い家に住めます。
都会で家賃6万円の家を探すと1R・1Kなどを案内されますが、田舎であれば1DK・2DKの広い家に住むことも叶います。
生活にかかる費用を下げたい人は田舎暮らしがおすすめです。
刺激が少なく疲れにくい
都会とは反対に、目に入ってくる情報が少ない田舎では、刺激が少なく疲れにくい傾向があります。
疲れの蓄積も起こりにくいので、いつも心穏やかにゆったりとした暮らしを楽しめますよ。
さいごに
都会暮らしに疲れた人は、ぜひ本記事で紹介した対処法を試してみてください。
- 趣味に没頭する
- 楽しいことを考える
- 都会のいいところを考える
- 郊外に引っ越す
- 田舎への移住を検討する
以上のような、一時的な対応策でどうしようもなければ田舎への移住を検討する段階かもしれません。
田舎暮らしには、都会にはない魅力と注意点があります。
ただし残念ながら勢いで移住した結果、田舎での暮らしに困惑し都会に戻る人も少なくありません。
移住を考える方は、事前に田舎暮らしの特徴を正確に把握しておきましょう。
都会での生活に限界を感じる前に、自分にとってベストな方法を探し出してくださいね。