就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
上京して、初めて一人暮らしを経験する方も多いかと思います。
そうなると、部屋の中の家具やインテリアにもこだわりたいですよね。
SNSに掲載されているような、おしゃれな部屋を作り上げましょう!
女性の一人暮らしにオススメの間取り
おしゃれな部屋を作り上げるためには、お部屋選びから工夫しなくてはいけません。
その上で大切なことは、間取りですね。
一人暮らしの場合、広すぎる部屋は掃除や維持が大変ですし、逆に狭すぎる部屋はインテリアを十分に楽しめません。
そこでまずは、女性の一人暮らしにオススメの間取りについてご紹介します!
各間取りのメリット、デメリットについてもチェックしてみてくださいね。
1R
1R(ワンルーム)はその言葉からも「狭そう」、「家賃が安そう」というイメージを持つ方が多いですね。
1つの部屋(居室)にキッチンやトイレお風呂などの水回りがあり、更に玄関も面しています。
玄関から居室に掛けての廊下部分に、キッチンとユニットバスが設置されている場合もありますね。
- 部屋全体に仕切りがないので圧迫感がない
- エアコンの空気が室内全体に行き渡りやすい
- 家賃が安い物件が多い
- キッチンの匂いがこもりやすい
- 玄関から中の様子を見られやすい
これらを踏まえて、1Rの部屋がオススメの方はご覧の通りです。
1Rは、キッチンの位置によって利便性がかなり変わってきます。
キッチンが廊下部分にあるか、居室に面しているか、などですね。
特に自炊をする機会が多い方は、居室とキッチンを分断しやすい廊下があるタイプがオススメです!
その方が換気しやすく、料理の匂いが居室に充満しないので、快適に過ごすことができますよ。
1K
1K(ワンケー)は一人暮らし向けの間取りの中でも定番ですね。
1つの部屋(居室)とキッチン(Kitchen)、それから水回りで構成されています。
- 家事をする部分と部屋部分が分かれている
- キッチンの料理やゴミの匂いを多少は分断することができる
- 玄関から部屋の様子が見えにくい
- 仕切りやドアの開き方によっては、デッドスペースが出来て狭く感じてしまう。
- キッチン部分までエアコンの空気が届きにくい
- 廊下上にキッチンがある形なので、食事は部屋でとる事になる。
1DK
1DK(ワンディーケー)になると、お部屋の広さも家賃も大きく変わってきます!
1つの部屋(居室)とダイニング(Dining)、キッチン(Kitchen)、それから水回りの構成です。
「ダイニングキッチン」として、ダイニングとキッチンがひと部屋にまとめられている物件が多いでしょう。
- 寝室とキッチンを完全に分断することができる
- 友達や恋人を招きやすい
- 収納や家具を置くスペースが多い
- 家賃相場がやや高めになってしまう
- 玄関からダイニングキッチンが丸見えの物件も多い
- ダイニングはそんなに広くない物件が多い
1LDK
1LDK(ワンエルディーケー)は、一人暮らし向けの間取りとしては憧れですよね。
1つの部屋(居室)とリビング(Living)、ダイニング(Dining)、キッチン(Kitchen)で構成されています。
リビング・ダイニング・キッチンが一つになっていて、寝室用の居室と分かれている物件が多いでしょう。
- 家事や食事をする部屋と、寝室とを完全に分断できる
- 部屋が広い分、収納スペースがある
- 友達や恋人を招きやすい
- 将来的に同棲することもできる
- 家賃がかなり高くなってしまう
- 部屋が広い分、光熱費も高くなりやすい
- 家具が足りていないと部屋が殺風景に見えてしまう
憧れの1LDKですが、東京だと1Rに比べて家賃が2倍以上になる事も。
そのため単身者よりは、2人暮らし向けの間取りだと考えたほうが良いかもしれません。
オススメの間取りについて【まとめ】
最後に部屋の間取りごとの特徴をまとめてみました!
物件を選ぶときの参考にしてみてくださいね!!
1Rがおすすめな人はこんな人
大学や専門学校に通う学生さんやフリーターの方におすすめの物件です!
- 家賃が安い部屋に住みたい
- なるべく移動せずに過ごしたい
1Kがおすすめな人はこんな人
家賃は抑えたいけど料理を頻繁に行う場合は1Kのがいいかもしれません!
- 家事、特に料理を頻繁に行なっている
- 居室の匂いにもこだわりたい
- 玄関からの視界を避けたい
1DKがおすすめな人はこんな人
ある程度住む環境もこだわりたい方におすすめです!
都心でも住む場所を選ばなければ新卒の社会人でも十分住めると思います!
- 部屋にたくさんのものを置いておきたい
- 寝る部屋と食事する部屋とを分けたい
- 友達や恋人を家に招く機会がある
1LDKがおすすめな人はこんな人
多少お金に余裕があって、もっといい場所に住みたいという方におすすめです!
それなりの収入がないとちょっと住むのは難しいかもしれません・・・
- 家賃は高めでも広い部屋に住みたい
- キッチンスペース、リビング、寝室を分断して生活にメリハリをつけたい
- 将来的に恋人と同棲することも視野に入れている
女性一人暮らしの間取りと部屋紹介
ここまで、間取りごとにメリットとデメリットがある事を紹介しました。
続いて、実際に都内で一人暮らしをしている女性たちに、今のお部屋の間取りとその魅力について伺ってみました。
ぜひお部屋探しの参考にしてみてください。
1Rで暮らすNさん
親に仕送りを貰いながら専門学校に通うための上京で、1Rを借りました。
仕切りがないため、部屋干しの下着がそのままになっている時に宅配便の人が来ると焦ります(笑)
でも、最初こそ狭く窮屈に感じたものの、慣れてくると天国!
掃除や料理しながらテレビを見たりできるし、ベッドスペースを中心に過ごすのは正直めっちゃ楽ですよ!
私の借りた物件は小さいロフトがあったので、意外と収納には困りませんでした。
1Kで暮らすMさん
大学に進学するために上京して、1Kの部屋を借りました。
居室部分は6畳ほどで、生活する分にはあまり困りませんし、1Kだと部屋数が多くないので掃除が楽なところも気に入ってます!
→汚れやすいキッチンや水回りを念入りに掃除して、リビング部分は軽く掃除機を掛けるだけで終わるので(笑)
ただ、仕方ないと言えば仕方ないのですが、部屋に友達を呼ぶときはちょっと狭いので不便を感じますね…。
大学卒業後もそのまま住み続ける予定なので、収入が増えたらもう少し広い部屋に引っ越したいです!
1DKで暮らすSさん
ある程度安定した収入を手にできるようになったので、最近1Kから1DKに引っ越しました。
都内で1DKって、すごくハードルが高いもののように感じていたんですが、都心から離れた場所ならなんとか住めますね。
私は料理が好きなので、キッチンスペースが広い1DKはすごく過ごしやすいので大満足です!
1DKだとキッチンと寝室をしっかり分けられるので、寝室にご飯の匂いが移らないのも嬉しいですね。
快適に暮らすことができて、仕事のモチベーションもさらに高くなりました!
1LDKで暮らすTさん
都内で働き始めて5年、思いきってペット可の1LDKに引っ越しました。
働き始めてからずっとペットを飼いたいという気持ちがあったので、引越しを機に猫も飼い始めました。
猫と一緒に部屋で過ごす休日は、何物にも変えがたい大切なものになっています。
私は実家が農家なので、ありがたいことに両親から毎月たくさんの野菜が送られてくるのですが、送られてきた野菜をストックを収納しておける大容量のストッカーがあるのも、1LDKに住んでよかったと思えるところです。
家賃が高いので貯金は厳しいですが、広々とした部屋でのインドア生活を存分に楽しんでいます!
女性の一人暮らしにオススメしたいインテリア
一人暮らしをする上で、インテリアにこだわっておしゃれなお部屋に住みたいと思うのは、多くの方が思うことです。
お部屋はあなた次第でどのような表情でも見せてくれます。
そこで大切なことは「統一感」です。
部屋の色味やコンセプトを統一することで、誰でも簡単に部屋をおしゃれに見せることができます。
中でも一人暮らしの女性に今人気の高いインテリアのコンセプトについていくつかご紹介しますね。
ビンテージインテリア
少し古びた雰囲気のものをあえて配置する、ビンテージ系インテリアは今男性女性ともに人気が高いです。
流木やグリーンを使ってナチュラルテイストにして、家具類も全て深みのあるブラウン系で統一。
そうすることで、とっても落ち着いた雰囲気のカフェのようなお部屋が出来上がります。
ポイントは、ブラウンだけだと部屋の雰囲気が暗くなりがちなことです。
ですのでブラウンと相性が良いベージュやオレンジ、グリーンなどのカラーを差し色として使いましょう。
観葉植物を置いたり、カーテンやクッション、ベットカバーなど布製アイテムで取り入れるのもオススメです。
また、チェック柄やストライプなどの温かみのある柄物を取り入れるのも素敵ですね。
画像引用元:https://www.rafuju.jp/gallery/vintage-interior/
ガーリーインテリア
女性らしい部屋の大定番と言えばガーリー系です。
ガーリー系のポイントは、家具を白で統一して、まるでドールハウスのお姫様の部屋のように整えることにあります。
近年ではインテリアにこだわる方が増えているので、ガーリー系家具も意外とリーズナブルに購入できますよ。
真っ白で高級感のある部屋にするのも素敵ですが、ガーリーさを加えるために、パステルカラーを加えましょう。
ピンクやラベンダーカラー、水色、また小花柄などを組み合わせると、さらに可愛らしい雰囲気になります。
それと同時に、レースカーテンやフリルがあしらわれたクッションや布団カバー、ファーのカーペットもオススメです。
これらの柔らかい質感のインテリアは、お部屋の可愛らしさをさらに引き立ててくれます。
画像引用元:https://www.goodrooms.jp/journal/?p=34495
ナチュラルインテリア
明るく落ち着いた雰囲気のお部屋が良いなら、ナチュラル系のインテリアをオススメします。
ナチュラル系はベージュ系の木目家具で統一することでその雰囲気を際立たせることができます。
白い壁と木目の家具、そして天気の良い日は暖かい日差しが差し込んで、とても過ごしやすい、癒しの空間に。
さらにおしゃれにするためには、清潔感のある白の小物を取り入れましょう。
白無地のベッドカバー、陽の光を暖かく遮る薄手の白のカーテン。
また、フェイクグリーンを添えるのも良いですね。
色味を加える場合は、くすみ系のグレー、ブルー、グリーン系のカラーが相性抜群です。
ナチュラル系にする場合、木目や麻、絹などナチュラルな素材の質感にもこだわってインテリアを選んでみましょう。
ホワイトインテリア
好きなテイストを選べない、部屋にはあまりものを置いてごちゃごちゃさせたくないという場合は、ホワイトで統一。
シンプルなホワイト系インテリアは個人的には私もイチオシのインテリアのテイストです。
部屋の家具、インテリアを全て白に統一するだけですので、合わせ方はとっても簡単です。
日本の物件は多くが白の壁、天井で統一されているので、白い家具を置くことでお部屋が非常に広く見えますよ!
もちろん、白だけしか使ってはいけないという決まりはありません。
ベージュやグリーンなどの落ち着いたパステルカラーを合わせることで、お部屋にアクセントが生まれます。
ホワイト系インテリアに色味を加える場合は、ベージュ系や寒色系、暖色系など色味をある程度揃えると良いでしょう。
1Rや1Kなどの狭い部屋にもオススメのインテリアコンセプトです。
画像引用元:https://www.space-design.co.jp/interior_archives/white-interior
女性の一人暮らしは部屋が汚くなりがち
一人暮らしをきっかけに、自分好みの部屋を作り上げたいと思っている方は多いです。
ですが、正直なところ、おしゃれな部屋はその維持が非常に大変です。
なぜなら、女性は一人暮らしを続けていくうちに、どうしても物が増えてしまいがちだから。
服や物が増えすぎると、お部屋の収納量の限界を超えてしまいます。
部屋を綺麗に保つためには、日ごろから整頓する意識を持たなければいけません。
- 出したもの・購入したものは必ず片付ける
- 定期的に掃除をする習慣づくりをする
- 物を増やしすぎないように意識する
以上の3つを守ることで、日頃から綺麗なお部屋を維持することができます!
引っ越しは、自分好みのおしゃれな部屋を作る絶好のチャンスですよね。
綺麗なお部屋は友人や恋人も呼びやすくなるので、上京して一人暮らしをされる方はぜひ意識してみてください。
まとめ
間取りやインテリアについて紹介しましたが、あなたはどんな部屋に住みたいと思いましたか?
部屋作りは一人暮らしの醍醐味のひとつです。
そして間取りとインテリアの選び方にこだわるのが、自分好みのお部屋を作る秘訣ですよ!
また、当サイトでは、シェアハウスについても様々な情報を発信しています。これから上京される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。